今日は思い出話をひとつ。
テレビで『犬と私の10の約束』 って映画の告知を見たもんでね。
昔飼ってた犬の話でもと。
僕の家には、中学校のときから一緒にいる犬がいました。
名前はメリー。
コリー犬のメスでした。
ずっとずっと一緒でした。
小さい頃に病気をして、家族で日替わりで一緒に寝たり。
栃木男児の教科書を噛み千切ったり。
テーブルをボロボロにしたり。
大きくなって手術もしました。
いろんなことがありました。
でも、メリーは学校から帰ってくると、一番に出迎えてくれました。
尻尾をふって、嬉しそうに飛びついてきます。
どんなに遅く帰っても、いつ帰っても、大人になっても、帰ったときはいつも嬉しそうに出迎えてくれました。
僕とメリーは兄妹同様に育ちました。
この映画の9番目の約束。
『私は10年くらいしか生きられません。 だから私とできるだけ一緒にいてください。』
メリーが12歳になった年でした。
その頃はもう、あまり歩けなくなっていて、ほとんど家で寝ているような日々でした。
もう衰弱していたんだと思います。
僕は仕事が忙しい時以外は、毎週実家に帰っていました。
帰るたびに、メリーは弱っていきました。
段々痩せ細っていくのがわかりました。
ある帰った日のことです。
メリーは、 もうぐったりしていました。
あと一週間大丈夫かな・・・
そう思い、また東京に戻り、会社に通う日々です。
そして、週末。
その日はたまたま会社で飲み会がありました。
そして、その日の夜には帰れませんでした。
まだ大丈夫だろう。
そんな風に考えていたのかもしれません。
朝一番の新幹線で向かいます。
6時過ぎくらいには家に着きました。
この映画の10番目の約束。
『私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。そして、 どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。』
僕はこの約束を守れませんでした。
もうメリーは息をしていませんでした。
僕が着く一時間前に、メリーは星になってしまいました。
まだ、微かにメリーの体には温もりが残っていました。
「ごめんね」
そんな言葉しか出てきませんでした。
最後に一緒にいてあげられなかったことが、なんだかとても悲しくなりました。
僕をずっと待っていてくれたんじゃないだろうか。
一時間前まで、必死にがんばっていたんじゃないだろうか。
そんなことばかりが頭にうかんできました。
人間は馬鹿だから、失くしてからしか気づけないことがいっぱいあります。
自分にたくさんの愛をくれたものの死。
メリーは僕にたくさんの愛をくれました。
僕はメリーに何もしてあげられませんでした。
メリーの最後の愛。
メリーは僕に、 失くしてからしか気付けないものを、気付かせてくれたんだと思います。
メリーは今でも、 僕のそばにいてくれる。
メリーはずっとずっと僕のそばに座っている。
そんな気がしています。
〜メリーへ〜
今までありがとう。
そして、これからもよろしくね。







思わず涙がでました
ペットはいつしかペットじゃなくなり大切な家族の一員になりますよね(;_;)
いつもとちょっと趣が違いましたが、ってか、どっちかというと、記事的には別館のほうに近かったっすけど、なんか映画見たら昔を思い出しちゃったんで。
田中麗奈さんのセリフ、「私、まだソックスに話したいことがいっぱいあるの!」っていうのが、なんかすっごい響きました。
ペットは家族の一員っていうのは本当ですね。